「謝っても許せない」心を整理するための合意書

2025年10月31日 18:07

不倫や裏切りが発覚したとき、多くの方がこうおっしゃいます。「本人は反省しているようだけど、私は全然スッキリしません」「謝罪の言葉を何度聞いても、心が動かないんです」実はこれ、とても自然な感情です。

謝罪は行為の終わりを意味しますが、傷はそこから癒しが始まるもの。心が整理できないまま許そうとすると、後で必ずやっぱり無理とぶり返してしまいます。そんなときこそ、合意書という整理のプロセスが有効です。

合意書は「やり直すため」だけでなく、「区切りをつけるため」にもある

合意書というと、多くの方は再構築を目指すための約束文書と思われがちです。しかし実際には、次のような使い方もあります。

・感情を整理するための心の棚卸しとして
・相手にどんな行為がどれほど傷つけたかを明文化するために
・これ以上は許せないという線引きを明確にするために

つまり、誓約書は復縁ツールであると同時に、“心の境界線を言葉で守るツール”でもあるのです。

「謝っても許せない」ときに書くべき3つの項目

①【事実の確認】
「○年○月○日、あなたが行った〇〇という行為が、私に深い傷を与えた」と、感情を交えずに“何が起きたか”を明確にします。責める言葉ではなく、私はこう感じたと主語を自分に置くのがポイントです。
②【再発防止・責任の明確化】
許せなくても、同じ過ちを繰り返させないための約束を文面にします。誓約の内容が具体的であるほど、曖昧な不安が減っていきます。
例:「今後、異性との個人的な食事は一切行わない」
③【今後の関係の方向性】
許す・離れる・距離を置く。いずれにせよ、「これからどうしたいか」を書くことが心の整理になります。“決意を言葉にする”ことが、前に進む第一歩になります。

「許せないままでもいい」——それを認めるための合意書

多くの方が早く許さなきゃと自分を追い込みます。でも、許せないという感情を誠実に認めることこそ、本当の回復の始まりです。合意書は関係の再出発ではなく、あなたの心の再出発のために使っても構いません。許せない気持ちを押し殺すより、紙の上で“今の自分の立場”を明確にしておくことで、感情の整理が進む方も多いです。

弊事務所ができるサポート

感情が複雑に絡む場面では、冷静な文面をまとめるのが難しいものです。弊事務所は、あなたの思いを丁寧に聴き取りながら、合意書を作成いたします。あなたの心の整理ができるようサポートいたします。

合意書作成代行は1通8,800円(税込)〜というリーズナブルな価格で承っております。遠方にお住まいの方や、お子様がいてなかなか外出できない方も、ご自宅からオンラインで安心してご相談いただけます。どうぞお気軽にお電話・メール・LINEにてお問い合わせください。

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