夫婦関係の破綻は、不倫や借金といった大きな裏切りだけで起こるわけではありません。むしろ、日常の中で積み重ねられる言葉の積み重ねこそが、知らず知らずのうちに心の溝を深くします。
その最たるものがモラハラ(モラルハラスメント)です。暴力はないから大丈夫と軽く見ていませんか?精神的な攻撃は目に見えない傷となり、関係を静かに蝕み、やがては離婚という深刻な事態につながりかねません。
モラハラは法的に証明するのが難しく、解決には時間と労力を要します。だからこそ、モラハラが始まる前に、夫婦の「心の境界線」を明確にしておく必要があるのです。
夫婦の会話に、次のような言動が潜んでいたら危険信号です。誓約書では、これらの抽象的な「不満」を具体的な「禁止事項」に落とし込みます。
| 1.人格・尊厳の否定 |
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| 「お前は本当に役立たずだ」「誰のおかげで生活できていると思ってる」「親の育て方が悪い」といった、相手の人格や尊厳を否定し、深く傷つける言葉は、モラハラの最も典型的なサインです。また、「離婚だ」「出て行け」といった言葉をすぐに口にするのも、精神的な脅しになります。 |
| 2.無視・沈黙による威圧 |
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| 質問に答えない、口をきかない、ため息や舌打ちで不機嫌さを露骨に示すといったサイレントモラハラも深刻です。会話の拒否や沈黙は、相手に大きな精神的圧力をかけます。 |
| 3.過度な束縛・支配 |
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| 「誰とどこにいるのか細かく報告しろ」「スマホを見せろ」と要求したり、自由に使えるお金を与えずに経済的に支配したりする行為は、相手の自由とプライベートを侵害します。 |
誓約書作成のポイントは、「優しくする」「思いやる」といった曖昧な表現ではなく、いつ、何をしないかを具体的に定めることです。
・非難・侮辱の絶対禁止
・建設的対話と冷却期間のルール
・プライベートの尊重
・違反時のペナルティ(再発防止策)
夫婦間の「言動の誓約書」は、愛を縛るものではなく、お互いの尊厳を守り、安心して生活するためのセーフティネットです。モラハラは、気づかないうちに加害者にも被害者にもなる可能性があります。
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