不倫が発覚した際、「もう二度と会いません」「慰謝料は必ず払います」といった不倫相手の言葉に、ひとまず安堵することでしょう。しかし、その「口約束」が破られたとき、あなたは法的にも精神的にも大きな困難に直面します。
書面(示談書・誓約書)を交わさなかった場合、本当に泣き寝入りするしかないのでしょうか?
今回は、不倫相手との口約束が持つ法的拘束力の弱さと、あなたの未来と権利を守るために、なぜ示談書の作成が不可欠なのかを解説します。
「言った」「言わない」で済まされる口約束は、一時的な謝罪でしかありません。書面がないために、後々、以下のような深刻なトラブルに発展するリスクを常に抱えます。
① 約束を「反故」にされる |
---|
不倫相手が「そんな約束はしていない」と開き直る可能性があります。口約束は証拠として残りにくいため、あなたが「言った」と主張しても、相手が「言わない」と否定すれば、それ以上の追及は極めて困難になります。特に示談金(慰謝料)の支払いが済んでいない場合、交渉は振り出しに戻ってしまいます。 |
② 支払いと連絡が「途絶える」 |
---|
口頭での約束は、慰謝料の支払い方法や期日が曖昧になりがちです。支払いが滞ったり、途中で連絡が一切取れなくなったりすることも珍しくありません。明確な書面がないと、法的手段に訴えるための強力な根拠を欠くことになり、対応が遅れがちになります。 |
③ 不倫が「再発」するリスクの増大 |
---|
口約束は、署名・捺印を伴う書面のような強い意識を相手に持たせません。結果として、不倫相手に「大事にはならないだろう」という安易な気持ちを抱かせ、あなたと配偶者の関係修復を試みている最中に、同じ過ちを繰り返すリスクを高めてしまいます。 |
不倫の解決に際して交わす示談書(誓約書)は、単なる紙切れではありません。それは、あなたが負った損害と、今後の再発防止に関する合意を法的に担保するための重要な文書です。
証拠として残る |
---|
誓約書は、不倫相手が「もう会わない」「慰謝料を支払う」と約束した事実を明確な証拠として残します。万が一、約束が破られた場合、法的な手続きを進める際の強力な根拠となります。 |
約束を具体的にする |
---|
誓約書には、慰謝料の金額、支払い方法、期日を明確に記載します。また、不倫相手との接触禁止、秘密保持といった再発防止のためのルールも具体的に盛り込めます。これにより、曖昧さをなくし、将来のトラブルを未然に防ぎます。 |
相手への強い抑止力の付与 |
---|
書面に自署・捺印し、慰謝料の支払い義務を明確に負う行為は、口頭での謝罪とは比較にならない心理的な重みを不倫相手に与えます。「約束を破れば、即座に法的措置が取られる」という意識を持たせ、再発の抑止力として機能します。 |
「口約束」に安心し、専門家への相談をためらっているとしたら、それは非常に危険です。口約束が反故にされてからでは、事態の解決はさらに困難になり、あなたの大切な時間と労力が無駄になってしまいます。
当事務所では、お客様の状況を丁寧にヒアリングし、テンプレートでは対応できない、一人ひとりの状況に合わせたオーダーメイドの示談書の作成をお手伝いしています。示談書作成代行は1通8,800円(税込)〜という価格で、あなたの新しい一歩をサポートします。
「こんなこと、問い合わせてもいいのかな?」と迷う必要はありません。泣き寝入りしないための確実な一歩を、弊事務所と一緒に踏み出しましょう。
どうぞお気軽にお電話・メール・LINEにてお問い合わせください。遠方にお住まいの方でも、オンラインで迅速に対応可能です。
電話:8:00~19:00
メール:24時間受付中
LINE:24時間受付中
※お問い合わせは無料で承っております。
・LINEは友だち追加し、メッセージをお送りください。
・メール・LINEはいただいてから24時間以内にお答えします。
・お電話がつながらない場合は、メールかLINEでご連絡ください。
数ある事務所の中からご連絡いただき、心より感謝申し上げます。