不倫が発覚したとき、多くのご夫婦は「離婚するか、しないか」という大きな選択を迫られます。中には、子どもへの影響を考えて「離婚しない」という決断をするご夫婦も少なくありません。しかし、離婚を避けたとしても、子どもが夫婦の不和や不信感を敏感に感じ取ってしまうことは多いのです。
そこで役立つのが誓約書です。夫婦間で約束を明文化することで、子どもの心を守り、家庭に安心感を取り戻すことにつながります。
大切な子どもをこれ以上傷つけないために、誓約書に具体的に盛り込みたい条項を4つご紹介します。
1.不倫相手との関係を完全に断つ |
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直接の連絡はもちろん、SNSやメールでの間接的なやり取りも含めて、不倫相手とのすべての関係を禁止すると明記しましょう。これによって再発の芽を摘み、夫婦の間に新たな安心感が生まれます。 |
2.子どもの前で相手を責めない |
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話し合いは、必ず子どものいない時間に行うと約束してください。子どもの前で相手を責める、ため息をつく、無視する、といった態度は、家庭の雰囲気を一気に悪くしてしまいます。子どもは言葉以上に家庭の空気を敏感に感じ取ります。子どもの前では、親として毅然とした態度を保つことが大切です。 |
3.育児や生活面にこれまで通り協力する |
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不倫があったとしても、親としての責任は変わりません。学校行事や日常生活にはこれまで通り協力して参加することを誓約することで、子どもは「両親は自分を見守ってくれている」という安心感を失わずに済みます。 |
4.必要に応じて専門家の助けを借りる |
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夫婦間の信頼回復は、自分たちだけでは難しいこともあります。必要に応じて夫婦でカウンセリングを受けることを条項に含めるのも良い方法です。専門家の助けを借りる姿勢は、夫婦関係の修復だけでなく、子どもにとっても前向きなメッセージとなります。 |
こうした具体的な内容を誓約書に盛り込むことで、曖昧な約束を形にでき、お互いに安心感が生まれます。また、将来的な「言った・言わない」のトラブルを防ぐことにもつながります。誓約書は、夫婦間のけじめであると同時に、子どもを守るための盾にもなるのです。
離婚しない選択をした場合でも、夫婦関係の修復は容易ではありません。しかし、誓約書に具体的な約束を盛り込み、親としての責任を形に残すことで、子どもへの悪影響を最小限に抑えることができます。
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